サジュナビ

計算方法と運営者について

サジュナビの命式は、年柱を立春、月柱を節入り、日柱と時柱を出生地の真太陽時で決める固定の手順で計算しており、AIは使っていません。

サジュナビの運営者と連絡先

サジュナビは、韓国のサジュサービス SajuWiki(運勢ウィキ・운세위키)のチームが運営しています。

お問い合わせと、内容の誤りについてのご指摘は、luckylovemesaju@gmail.com までメールでお送りください。

サジュナビは、サジュ(韓国式四柱推命)の命式を計算し、その読み方を日本語で説明するサイトです。このページでは、無料サジュ占いの計算機がどの規則で命式を出しているかを、実装のとおりに公開します。

命式はどんな規則で計算していますか

サジュナビの計算機は、入力された出生情報から、決まった手順だけで命式を求めます。AIモデルは使っていません。結果に表示する説明文もあらかじめ用意した文章で、入力のたびに生成しているものではありません。

項目 サジュナビの規則
入力 新暦(グレゴリオ暦)の生年月日、出生時刻(分まで。不明も選べます)、出生地、性別。計算できるのは1900年から2100年までです
時刻の読み取り 出生地のタイムゾーンでその日時に実際に使われていた時差とサマータイム(夏時間)を調べ、時計の時刻を協定世界時の一つの瞬間に直します
年柱 立春の瞬間に切り替えます。1月1日でも旧正月でもありません
月柱 12の節(立春・啓蟄・清明・立夏・芒種・小暑・立秋・白露・寒露・立冬・大雪・小寒)の瞬間に切り替えます。雨水や春分などの中気では切り替えません
節入りとの比較 出生の瞬間と節入りの瞬間を、同じ基準の時刻に直してから比べます。どのタイムゾーンで生まれても、同じ瞬間なら同じ年柱・月柱になります
日柱 出生地の真太陽時の日付で決めます。真太陽時の23時から、翌日の干支に切り替えます
時柱 真太陽時を2時間ごとに区切ります。23:00〜00:59が子、01:00〜02:59が丑と続き、21:00〜22:59が亥です。時干は、日干ごとに子の刻の天干が決まる規則で求めます
真太陽時 時計の時刻に「経度×4分+均時差−協定世界時との時差」を足します。補正は分単位に丸めます
大運の向き 年干が陽で男性、または年干が陰で女性なら順行、それ以外は逆行です
大運の開始年齢 順行は出生から次の節まで、逆行は前の節から出生までの時間を、3日を1年として換算します
大運の干支 月柱の次の干支(逆行は前の干支)から順に、10年ごとに10個並べます
出生時刻が不明 時柱は出しません。年柱と月柱は出生地の正午の時点で決め、出生日に節入りがあるときは二通りの候補を示します
出生地が一覧にない 代わりにタイムゾーンを選びます。経度による補正はせず、時計の時刻で日柱と時柱を決めます

入力のうち性別は、大運の向きを決めるためだけに使います。命式の表の下には「この命式の計算基準」として、真太陽時への補正が何分だったか、サマータイムを適用したかどうかを表示します。

年柱と月柱はいつ切り替わりますか

年柱は立春に、月柱は12の節の節入りに切り替わります。節入りの時刻は、オープンソースの暦ライブラリ lunar-typescript の値を使っています。このライブラリは節入りを協定世界時より8時間進んだ時刻で表すため、計算機は出生の瞬間を同じ基準に直してから比べます。

下の表は2027年の12の節です。国立天文台が発表した令和9年(2027)暦要項の時刻と、サジュナビが使っている値を並べました。どちらも日本時間です。

節 切り替わる月支 国立天文台の暦要項 サジュナビが使う値
小寒 丑 1月5日 23時10分 1月5日 23時09分58秒
立春 寅(年柱もここで切り替わります) 2月4日 10時46分 2月4日 10時46分18秒
啓蟄 卯 3月6日 4時40分 3月6日 4時39分33秒
清明 辰 4月5日 9時17分 4月5日 9時17分31秒
立夏 巳 5月6日 2時25分 5月6日 2時25分12秒
芒種 午 6月6日 6時26分 6月6日 6時25分48秒
小暑 未 7月7日 16時37分 7月7日 16時37分03秒
立秋 申 8月8日 2時27分 8月8日 2時26分46秒
白露 酉 9月8日 5時28分 9月8日 5時28分28秒
寒露 戌 10月8日 21時17分 10月8日 21時17分06秒
立冬 亥 11月8日 0時39分 11月8日 0時38分35秒
大雪 子 12月7日 17時38分 12月7日 17時37分41秒

秒を四捨五入して分にそろえると、12のうち11が暦要項と一致し、清明だけが1分ずれます。この比較は2026年10月9日に行いました。差は1分ほどに収まっていますが、節入りの前後1〜2分に生まれた場合は、年柱や月柱が資料によって入れ替わることがあります。なお、啓蟄は韓国や中国では驚蟄と書きます。同じ節気です。

出生時刻は分単位で入力するため、計算機はその分の0秒を出生の瞬間として扱います。2027年の立春を例にすると、出生時刻を2月4日10時46分と入力した場合は立春の前として年柱を丙午に、10時47分と入力した場合は立春の後として年柱を丁未にします。ロサンゼルスではこの立春が2月3日の17時46分にあたりますが、計算機は瞬間どうしを比べるので、現地の日付が違っても同じところで年柱が切り替わります。この年の干支については2027年・丁未の年で説明しています。

年柱と月柱の判定に使うのは、時計の時刻から求めた瞬間です。真太陽時は使いません。真太陽時を使うのは日柱と時柱だけです。

日柱と時柱に使う真太陽時とは何ですか

真太陽時は、その土地で太陽が真南に来る瞬間を正午とする時刻です。日本の時計は協定世界時より9時間進んでおり、これは東経135度の地点に合わせた時刻にあたります。出生地が東経135度より東にあれば太陽は時計より早く真南に来て、西にあれば遅く来ます。加えて、太陽の見かけの動きは一年を通じて一定ではなく、時計との間に季節ごとの差が生じます。この差を均時差といいます。

サジュナビは、次の式で時計の時刻を真太陽時に直します。

補正(分)= 経度 × 4 + 均時差 − 協定世界時との時差(分)

経度は東経を正の数とした度数で、GeoNames の値を小数第2位まで使います。均時差は次の近似式で求め、0.1分単位に丸めます。Nは1月1日を1とする通し日数で、うるう年も平年の日数で数えます。

B = 2π × (N − 81) ÷ 365

均時差(分)= 9.87 × sin(2B) − 7.53 × cos(B) − 1.5 × sin(B)

この式で出る均時差は、2月中旬の−14.6分から10月末の+16.5分までの範囲に収まります。補正の合計は、最後に分単位へ丸めます。

無料サジュ占いのページに出ている計算例(1995年3月15日14時30分、東京都)で確かめます。東京都の経度139.69度に4を掛けると558.76分、3月15日の均時差は−9.7分、協定世界時との時差は540分です。補正は+9分になり、日柱と時柱は真太陽時の14時39分で決めています。

出生地ごとの補正の大きさは次のとおりです。+は真太陽時が時計の時刻より後、−は前にあたることを表します。サマータイムのない期間の値です。

出生地(経度の基準地点) 東経 経度による差 一年を通じた補正の幅
北海道(札幌市) 141.35度 +25.4分 +11分〜+42分
東京都(新宿区の都庁) 139.69度 +18.8分 +4分〜+35分
愛知県(名古屋市) 136.91度 +7.6分 −7分〜+24分
大阪府(大阪市) 135.50度 +2.0分 −13分〜+19分
福岡県(福岡市) 130.42度 −18.3分 −33分〜−2分
沖縄県(那覇市) 127.68度 −29.3分 −44分〜−13分

日柱は、真太陽時の日付から求めます。グレゴリオ暦の日付をユリウス通日(正午を基準にした整数)に直し、49を足して60で割った余りを、甲子を0とする六十干支の番号にします。真太陽時が23時以降なら、翌日の干支を日柱にし、時干もその日干から決めます。1995年3月15日に東京都で生まれた場合、時計の22時49分は真太陽時の22時58分なので、日柱は乙巳、時柱は丁亥です。同じ日の23時10分は真太陽時の23時19分なので、日柱は翌日の丙午、時柱は戊子になります。

時計の時刻を瞬間に直すときの時差とサマータイムは、IANA タイムゾーンデータベースの記録に従います。国立天文台暦計算室の暦Wikiによると、日本でも昭和23年(1948年)から昭和26年(1951年)まで夏時刻が使われていました。計算機が参照する記録でも、この4年間の夏の期間は時差が10時間になっており、開始と終了の日時は暦Wikiの表と一致します(2026年10月9日に確認)。たとえば1950年7月1日の12時00分に東京都で生まれた場合、補正は−45分で、日柱と時柱は真太陽時の11時15分で決めます。

サマータイムの切り替えで存在しない時刻(1948年5月2日の0時台など)が入力されたときは、切り替え前の時差で読み、1時間進めた時刻として計算します。切り替えで二度ある時刻は、一度目として計算します。

大運はどう計算していますか

大運の向きは、年干の陰陽と性別で決めます。年干が陽(甲・丙・戊・庚・壬)で男性、または年干が陰(乙・丁・己・辛・癸)で女性なら順行、それ以外は逆行です。

大運の開始年齢は、順行なら出生の瞬間から次の節まで、逆行なら前の節から出生の瞬間までの時間を分単位で求め、3日(4,320分)を1年として換算します。結果は満年齢で、小数第1位まで表示します。最初の大運が始まる年は、出生の日時にこの年数を足した時点の西暦年です。端数は1年を365.2425日として足します。以後は10年ごとに次の大運へ移り、10個を表示します。

大運の干支は月柱を起点にします。順行は六十干支を1つずつ進め、逆行は1つずつ戻して並べます。

計算例(1995年3月15日14時30分、東京都、女性)では、年干の乙が陰で女性なので順行です。次の節は清明で、1995年4月5日15時08分(日本時間)です。出生からの間隔は30,278分で、4,320分で割ると約7.0年になります。月柱が己卯なので最初の大運は庚辰で、満7歳の2002年に始まります。

出生時刻が不明なときは、出生地の正午を出生の瞬間とみなして開始年齢を求め、概算であることを結果に表示します。大運を命式の中でどう読むかは命式の見方で説明しています。

命式から先の項目はどう求めていますか

蔵干から相性までの項目は、四柱の8文字(出生時刻が不明なら6文字)から、計算機に組み込んだ表と規則で求めます。外部のデータは使いません。

項目 求め方
蔵干 地支ごとに決まった表から引きます。本気を最後に並べます
十二運星 日干から各柱の地支を見ます。陽干は順に、陰干は逆に数え、戊は丙と、己は丁と同じ扱いです
五行のバランス 四柱の天干と地支を1文字ずつ数えます。蔵干は数えません
季節と日干のタイプ 月支の季節(寅・卯・辰が春、巳・午・未が夏、申・酉・戌が秋、亥・子・丑が冬)と日干の組み合わせで、40種類のうち1つを示します
通変星(十神) 日干と相手の字の、五行の関係と陰陽の同異で決めます。地支は本気の蔵干の陰陽で見るため、巳と亥は陽、午と子は陰として扱います
身強・身弱 配点による点数と、得令・得地・得勢の三つの判定から七段階に分けます
神殺 貴人16種と、桃花・駅馬・華蓋を、決まった表で命式の中に探します
相性(クンハプ) 二人の日干の干合、日支どうしの関係(支合・三合・冲など)、ほかの柱どうしの関係、五行の補い合いを比べ、50〜100点の点数と理由を示します

通変星には例外が一つあります。年干と月干が干合し、月支がその五行を助けること、二つの柱がほかの柱と冲・刑・害・破の関係にないこと、もとの五行に根がないことの三つを満たす場合は、二つの天干を化した五行で見ます。このときは結果にその旨を表示します。

身強・身弱の点数は、日干を助ける字に配点を与えた合計です。日干を助ける字とは、日干と同じ五行の比劫と、日干を生じる五行の印星です。配点は年干10・年支10、月干15・月支25、日支20、時干10・時支10の計100点です。地支は蔵干で判定し、本気が日干を助ければ満点、そうでなければ残りの蔵干が助ける場合に配点の50%または30%を与えます。出生時刻が不明なときは、時柱の分として10点を加えます。

得令は月支の五行が日干を助けること、得地は日支の五行が日干を助けること、得勢は月支と日支の分を除いて比劫と印星が3つ以上あることです。段階は上から順に判定します。計算例は58点で、得令と得勢にあてはまるため、やや身強です。

段階 条件
極身強 70点以上で、得令・得地・得勢の三つすべてにあてはまる
身強 60点以上で、二つ以上にあてはまる
やや身強 50点以上で、一つ以上にあてはまる
中和 上のどれでもなく、40点以上60点以下
やや身弱 上のどれでもなく、30点以上
身弱 上のどれでもなく、20点以上
極身弱 20点未満

貴人16種のうち、太極貴人は年支と日支だけを見ます。天徳貴人と月徳貴人は月支から決まる字を探します。残りは、日干から決まる地支を四柱の地支に探します。桃花・駅馬・華蓋は、年支と日支をそれぞれ基準にして、下の表の地支をほかの柱に探します。基準にした柱そのものは数えません。

基準の地支 桃花 駅馬 華蓋
申・子・辰 酉 寅 辰
寅・午・戌 卯 申 戌
巳・酉・丑 午 亥 丑
亥・卯・未 子 巳 未

二人の命式を比べる項目の内訳はサジュ相性占いで説明しています。

データの出典とライセンス

データ 使い道 出典 ライセンス
暦と節入りの時刻 年柱と月柱、大運の開始年齢 lunar-typescript(作者は 6tail。2026年10月時点でバージョン1.8.6を使用) MIT ライセンス
出生地の経度とタイムゾーン 真太陽時への補正、時差の判定 GeoNames クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0(CC BY 4.0)
時差とサマータイムの履歴 時計の時刻を瞬間に直す IANA タイムゾーンデータベース(サーバーの実行環境に組み込まれたもの) パブリックドメイン

出生地データ © GeoNames(geonames.org)、CC BY 4.0。日本の出生地は47都道府県で、経度は各都道府県庁所在地の値です。東京都は新宿区にある都庁の位置を使っています。GeoNames の値は、経度を小数第2位に丸めた以外は変更していません。

計算でずれが出るのはどんな場合ですか

場合 サジュナビの扱い 結果への影響
出生時刻に数分のあいまいさがある 入力された分をそのまま使います 時柱の境目(真太陽時の奇数時ちょうど)や節入りの近くでは、数分の違いで柱が替わります
出生時刻が不明 時柱を出さず、年柱と月柱は出生地の正午で決めます 五行・通変星・神殺は三柱だけで求め、大運の開始年齢は概算になります。真太陽時の23時以降に生まれて日柱が翌日に替わる場合は、反映できません
出生日が節入りの日で、時刻が不明 正午の時点の年柱・月柱を表示し、もう一方の候補を注記します どちらになるかは、出生時刻がわかれば決まります
出生地が一覧にない 選んだタイムゾーンの時差を反映し、サマータイム中の出生なら進められていた分を差し引いて標準時で計算します。経度の補正はしません 日柱と時柱は標準時の時計の時刻で決まるため、真太陽時との差の分だけずれることがあります
出生地が都道府県庁所在地から離れている 都道府県庁所在地の経度を使います 経度1度につき4分の差が出ます。東西に広い都道府県ほど差が大きくなります
1970年より前に生まれた IANA タイムゾーンデータベースの記録をそのまま使います 同データベースの説明文書は、1970年より前の記録には信頼性の低い資料に基づくものが多いと明記しています。日本の1948〜1951年の夏時刻は、上のとおり国立天文台の資料と一致しています

均時差は近似式で求め、補正は分単位に丸めています。そのため、時柱や日柱の境目のごく近くでは、実際の太陽の位置とは反対の側に入ることがあります。出生時刻は、母子健康手帳などに残っている記録を分まで入力してください。

計算の規則には流派による違いもあります。日付を23時で替えるか0時で替えるか、真太陽時を使うか標準時を使うかによって、ほかの命式表と日柱や時柱が異なることがあります。違いが出やすい点はサジュと日本の四柱推命の違いにまとめています。

サジュは東アジアに伝わる伝統的な命理の文化です。サジュナビは命式の計算手順と伝統的な読み方を説明するもので、結果は科学的に検証された予測ではなく、将来の出来事を約束するものでもありません。

記事の作成と訂正の方針

サジュナビの各ページの内容は、運営チームが作成し、更新しています。参考文献には、実際に開いて内容を確かめた資料だけを載せています。確かめられなかった数値や歴史上の主張は書きません。

内容の誤りに気づかれた場合は、luckylovemesaju@gmail.com までメールでお知らせください。確認できた誤りは修正します。

各ページの上部には公開日を表示しています。更新日は、内容を実際に変更したときにだけ表示し、改めます。内容を変えずに日付だけを新しくすることはしません。

入力された出生情報の扱いはプライバシーポリシーにまとめています。

よくある質問

サジュナビの命式は、何を基準に年・月・日・時を決めていますか。
年柱は立春、月柱は12の節の節入りの瞬間に切り替えます。日柱と時柱は出生地の真太陽時で決め、日柱は真太陽時の23時に翌日の干支へ切り替えます。
出生時刻がわからない場合は、どう計算されますか。
時柱は出さず、年柱・月柱・日柱の三柱で計算します。年柱と月柱は出生地の正午の時点で決め、出生日に節入りがあるときは二通りの候補を表示します。
命式の計算にAIは使われていますか。
使っていません。命式は決まった計算手順だけで求め、結果に表示する説明文もあらかじめ用意した文章です。

参考文献

  1. 16tail/lunar-typescript(GitHub)― 暦と節気の計算ライブラリ、MIT ライセンスgithub.com
  2. 2GeoNames ― About GeoNames(地名データベース、CC BY 4.0)geonames.org
  3. 3IANA ― Time Zone Databaseiana.org
  4. 4IANA ― Theory and pragmatics of the tz code and datadata.iana.org
  5. 5国立天文台 暦計算室 ― 暦Wiki「時刻/夏時刻」eco.mtk.nao.ac.jp
  6. 6国立天文台 ― 令和9年(2027)暦要項 二十四節気および雑節eco.mtk.nao.ac.jp